脱ビニールクロス宣言
まず、この表をご覧下さい。
壁紙の生産量を表していますが、総計の約7億平米という数字にも驚きますが、もっと驚くのはその内89%以上を占める6億2千5百万平米が「塩化ビニル樹脂系」の壁紙であるということです!
ピンとこない数字ですが、これは東京ドームのグラウンド面積の約48,000倍にもなります!!
※一般社団法人日本壁装協会の資料より
「クロス」(英語cloth:布・織物)という名前がついていますが、正しくは「ビニールクロス」ではなく「クロス風塩化ビニール」ということです。
合成樹脂の「塩化ビニール」がいつの間にか「クロス」と呼ばれることに・・・
そのうえ紙でもないのに「壁紙」とまで・・・
略すところが間違ってますよね?
ちょっと問題だと思いませんか?
料理で使われる「みりん」はちゃんと「本みりん」と「みりん風調味料」と分けられて売っているのに・・・
ビニールハウスの住人
家を新築やリフォームした時「クロス」を貼った人は大勢いらっしゃると思います。
が、その家が「ビニールハウス」だということに気づいていない、のでは?
でもそれも仕方ないことかも知れません!
なぜなら、
内装を決めるとき、こういう会話が日本中でされています。
【建築業者】:「壁はクロス仕上げにしましょう」
【お客さん】:「はい、お願いします!」
本来、正しい会話としては、
【建築業者】:「壁も天井も塩化ビニールを貼りましょう」
そう聞かれたら、
【お客さん】:「いや、ちょっと待ってください! それはやめてください!」
となりませんか?
何の効果もないどころか、健康に悪い「クロス風塩化ビニール」がこうして毎日毎日貼られていくのです!
建築業者さんもちゃんとした知識を持って、正しくお客さんにお伝えすることが重要です。
口先だけで「健康住宅」や「天然素材」といった業者さんは残念ながらたくさんあります。
宣伝文句ではなく本気で取り組んでいる業者さんを探しましょう!
燃焼実験ビデオ
オーガニックウォールとビニールクロスの燃焼実験をご覧下さい。
下地材を活かすことも
下地材として使われる「石膏ボード」(プラスターボード)
には本来、調湿効果や有害物質を吸収する効果があります。
本当の健康住宅に住む
しかし、幸いにも「オーガニックウォール」に出会った皆さんは大丈夫です。
さぁ、「脱ビニールクロス」と宣言して本当の健康住宅、天然素材の良さを実感してください!!